感謝の気持ちと、人が基盤。
私たちは朝礼で「凡事徹底すれば夢は叶う」という社訓を全員で唱和します。あいさつ、安全確認、整理整頓、感謝の気持ち。特別なことではなく、当たり前のことをどこまでも丁寧にやる。その積み重ねが安全と信頼につながると信じるからです。桑畑建設は、先代の父が立ち上げた「クエン酸製造工場」が経営不振に陥り、唯一残ったダンプカー1台を頼りに建設業として再起したことから始まりました。私は、父を手伝うために地元の薩南工業高校の土木科を卒業。父と二人三脚で脇目もふらずに働きました。父が決して離れようとしなかったこの土地に私もまた根を張り、「地域に必要とされる仕事をしたい」と、報恩感謝の思いで日々励んでいます。

時代の変化とともに、建設業を取り巻く環境は厳しさを増しています。過疎化による人手不足や労働時間の制限……生産性が上がらない中、私たちを支えてくれたのが、地元鹿児島で誕生したプロバレーボールチーム「フラーゴラッド鹿児島」でした。チームの結成当初からユニフォームスポンサーを務め、選手たちを当社の社員として迎え入れたことで、会社と地域が一体となった「挑戦する気概」が生まれました。初参戦で全国制覇という快挙を成し遂げ、躍進を続けるチームの姿は、若い世代に希望を与え、当社の雇用にも好影響をもたらしています。また、タブレットを使った施工管理システムや、ドローンでの 3 次元測量な ど、ICT 施工をいち早く導入したことも大きな挑戦でした。新しい技術の投入 は、働き方や安全性を高める「人への投資」と考え、現場で使いこなせる人材 の育成にも力を注いでいます。私は、会社というのは学校みたいなものだと思うのです。人が学び、成長し、 時には失敗しながら互いに助け合う。Everyone is crew──私たちは、一人一 人が仕事への誇りと他者への思いやりを持ち、切磋琢磨しながら夢を共有する仲間です。夢を実現する豊かな未来を、社員と共に築いていきたいと思います。
